2018.12.25

今川焼

 こんにちはバウハウスの三品です。今年もあと一月、いつもながらのあっという間の一年でした。平成も来年5月で新しい年号に代わります。新しい年号はなんとなるかわかりませんが、
私は順調に生活できれば「昭和」「平成」「新年号」と3代にわたって生きることになるようです。
 さて、季節は秋も深まり朝晩は暖房が必要なほど冷え込むようになりました。庭木の葉も散り始め、冬の訪れも近いようです。そんなこの時期に無性に食べたくなったのがあんこたっぷりの
今川焼。神社やお寺の参道でよく販売されています。野田にもお店がないかとネットで探したらありました。野田名物特許太郎焼き本舗「キタガワ」、名前が立派です。旧の市役所近くの細い
路地路だったので普段は目にすることがありません。野田在住、40余年の私も知りませんでした。とにもかくにも早速車を走らせ名物を手に入れました。1個100円、5個入りが500円でした。
ほかほかで餡たっぷりです。餡の甘さも良い塩梅で2個も平らげてしまいました。
 この今川焼、由来をネットで調べたら、江戸中期、神田近くの今川橋付近のお店で桶狭間合戦をもじり「今川焼き」として宣伝、販売したのが評判となり全国に広がったと言われています。
他説では諸国大名今川氏の家紋である二つ両引を由来するとも言われています。明治時代には庶民のおやつとして大流行し、森永製菓創業者の森永太一郎氏が「焼芋屋と今川焼がある限り銀座での
洋菓子屋の進出は困難」と言ったほど盛んに売られていたそうです。
 なるほど、お菓子のソウルフードと言っていいほどの食べ物だったのですね。道理で食べたくなるわけです・・・。
 時節柄、風邪にはご用心ください。平成最後の12月、良いお年をお迎えください! 

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