2019.01.31

火遊びの話

 こんにちはバウハウスの三品です。寒さも本番の今日この頃、異常乾燥が続き、インフルエンザが猛威を振るっています。体調管理には十分ご注意ください。また、ヒートショックの事故が多発するのもこの時期です。重ねてご注意ください。
 さて、この時期の楽しみは「薪ストーブ」です。寒さが厳しくなった分、尚更に薪ストーブの楽しさが実感できます。「暮らしを楽しむ」、そんな私の家造りのコンセプトにピッタリなのが薪ストーブです。
 なんで薪ストーブが楽しいかというと「面倒くさい?」からかも知れません。家が快適だと手間ヒマが掛かる「モノ」や「コト」に価値を感じてします、そんな天邪鬼的な道具が薪ストーブなんだろうと思います。薪は「再生可能なエコエネルギー」だとか、非常時は「煮炊きが出来たり照明にもなる」などと屁理屈も言っていますが、一番は「楽しさ」そして「柔らかい暖かさ」に尽きると思います。また、炎の揺らぎを見ていると気持ちが癒されます。そんな「メンタル」な効果も大事な要素なのです。
 人が他の動物と大きく異なることは「火」を扱う能力を身につけたことだと思います。火を扱う能力を身につけた事だと思います。火を扱う能力で動物界の頂点に立ち、現在の文明を作り上げてきました。ですから「直火」を使わなくなった現在の生活でも「直火」に対するDNA的な要素が体のどこかに残っています。薪ストーブに惹かれるのはそんな背景があるかもかも知れません。
 私が生活を楽しむ仕掛けとしてお勧めする筆頭が「火遊び」です。薪ストーブに限らず、暮らしのごこかに直火があると生活が豊かになります。火鉢に炭を熾し湯を沸かしお茶やコーヒーを飲んでみる。炙りものを食べる、そんな手間暇が生活を豊かにするのです。ぜひ、試してみてください。ほっこりすこと請け合いです。

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