2024.01.16

断熱材の話

こんにちは。バウハウスの天野です。

今日は断熱材についてのお話です。

断熱材にも種類がいろいろあるのは皆さんご存知かと思いますが大きく分けて3つ

1つめが 鉱物系  

2つめが 石油系

3つめに 自然系

のものがあげられます。

それぞれの特徴として鉱物系は「断熱材」というと皆さんが思い浮かべるような綿のようなふわふわしたもの。

2つめの石油系は

「発泡スチロール」としても知られている軽くて耐水性の高いものになります。

板状のものだけではなく吹付としても使われています。

バウハウスの建物は硬質ウレタンの板状のものを用いています。

またアルミが面に張られているので紫外線からの劣化からも守られ性能は半永久的に続きます。

そして最後に自然系。

セルロースファイバーやウールといったもので新聞紙を再生し綿状にしたものを積もらせていくようになります。

ではそれぞれの熱伝導率や防火性、価格を見てみましょう


西方さんの著書『最高の断熱・エコ住宅をつくる方法』より一部抜粋。防火性は★の数が多いほど評価が高い。

※1/高性能グラスウール16Kの場合
※2/A種ビーズ法ポリスチレンフォーム特号の場合
※3/A種押し出し法ポリスチレンフォーム3種の場合
※4/A種硬質ウレタンフォーム2種3号の場合
※5/w/m2・kとは1m2当たりどれだけの熱が通過するのかを示した値
※6/住宅金融支援機構による熱伝導率の区分より
※7/「高性能グラスウール16K」の価格を1とした場合の、価格の目安

「断熱性能ではDやEの多い石油系が高く、防火性と価格面では鉱物系が優れています。自然系は断熱材の製造過程で排出するCO2が少ないため、環境性に優れていますし、自然由来の素材であるため健康にもよいと言われ、最近人気の断熱材です」

そのほか一般的に鉱物系のグラスウールやロックウールは透湿性があるので、施工時には防湿層をつくる必要(最近は防湿層が最初から備わったグラスウールもある)があります。

このように断熱材にはそれぞれ一長一短があり、断熱性能や価格だけで選ぶことが難しいのです

 

では、なぜバウハウスは硬質ウレタンフォームを使用しているのか

理由は簡単で、施工がしやすく劣化しにくい。メンテナンスも他と比べてかからないからです。

施工がしやすいというのは板状になっており、隙間を埋めることで気密性もとりやすい。

手間をかけずに張る事ができるので施工時間の効率化も図れます。

また、他社との違いで弊社の建物は基礎から断熱材を施工する為、こちらが取り扱いやすいといった理由もあげられます。

基礎断熱のおかげで真冬でも床暖房なしで歩くことが可能です。

基礎周りを断熱材が覆っているのが見えるでしょうか?

言葉通りすっぽりを覆ってしまうのです。

断熱材にアルミが張られていることにより紫外線からの影響を抑えてくれます。

一般の住いだと天井部分で施工する断熱材もバウハウスでは屋根まで断熱材を施工するため

小屋裏も快適に使用する事が出来ます。

また、メンテナンスの面からも上記に挙げた種類の中には10年ごとに補充しなければならないものもあり

壁をはがして補強するメンテナンスのお知らせなども届きます。

バウハウスの建物は半永久的につかえる断熱ボード(アルミ箔付)なので補充することがなく

断熱材のメンテナンスは特にありません。

そのような面からしても硬質ウレタンボードを採用し、外断熱工法の建物を提案しています。

 

住いの中から温度差を無くすには断熱、気密性が重要になってきます。

おうちが寒い暑いなどのストレスを感じているようでしたらぜひ、一度ご相談ください。

断熱リフォームも承っております。

お気軽にご相談ください。

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